白帯

 最初に売ってるの見たのいつだろ?


 確かタワレコでCD買った時にレジの横に置いてあったの見て
あぁ、アフリカの貧困に対して売り上げから寄付でもするのかな...
って思ってた。


 そのうちモノクロの画面で有名人が指パッチンのCMが始まって
なんだかファッション先行が鼻についてちょっと...な感じがした。


 で、その活動の意味をやっとこさ知った。


 ほっとけない世界のまずしさキャンペーン


 うむ...募金ではなかったのね...


 自分の不明に反省。
で、こういうページも発見。


 「ほっとけない世界のまずしさ」をほっとけない


 こういう活動って確かに募金だけが全てでは無く、
政策訴えかけるってのもありだと思うし、面白い試みだとは思う。
けど、先ずその活動趣旨を周知させる努力っていうか、活動は不足してるのでは?


 モノクロのゆーめー人使ったイメージ先行のCMも良いけど
そのなかでもちっと趣旨の説明する必要はあるんでない?
あれだけだと募金のイメージは払拭できてないと思う。




 あの白いバンド、実物見たけど製作に¥300-の1/3、
原価に¥100-ぐらいかかってるとは到底思えない。
そこには通常の経済活動の利益ってものが含まれてそうなのは想像できる。


 ¥300-って値段、この手の活動としては...どうなんだろ?


 もともとの趣旨を理解すればWebにも書いてある通り文字通り白いバンド、
包帯や、布やら紙なんかで自作したものでも良いし、
"白い腕輪"なら何でも良いんだよね。


 イメージ先行のCMも確かに
なんだろう?って興味を持たせるには効果はあるだろうけど、
いまひとつ"バンドを売ってる"方には疑いの気持ちを持ってしまう。




 実は最初、タワレコのレジで手にとって¥300-なら...と払いそうになった。
でも今、"それ"を買わなくて良かったと思ってる。


 趣旨には賛成するけど"バンドの売り方"には賛成しかねます。